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桂川町修刀館創立四十周年記念剣道大会

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平成28年7月31日(日)桂川町総合体育館に於いて、「桂川町修刀館創立四十周年記念剣道大会」が行われました。
競技前の演武として福岡県剣道連盟 居合道部から演武をさせていただきました。
立会い:小田
演武:六段 末次・七段 馬場
アナウンス:原田
原稿:小田、高津
説明の内容
居合(いあい)と言うものについて少し、お話させていただきます。剣を抜き合って戦うものを剣術(けんじゅつ)、今の剣道の原型です。それに対して、不意の敵の攻撃から自分の身を守るために修行したのが居合術(いあいじゅつ)、居合道です。したがって居合は自分から仕掛ける技はありません。今から演武するのは、去年の全日本で六段の部・七段の部で優勝した2人で、本日の立ち会いは教士八段(きょうしはちだん) 小田信秋(おだのぶあき)です
剣道連盟の会長もおっしゃられていますが、剣道と居合道は車の両輪(りょうりん)のようなもの。
ぜひ興味のある方、剣道している・していない、老若男女(ろうにゃくなんにょ)関係なく、近くの道場をお尋ねください。

本日は「全日本剣道連盟居合(ぜんにほんんけんどうれんめい いあい)」の中から
一本目「前」、
三本目「受け流し」、
六本目「諸手突(もろてづ)き」、
七本目「三方切(さんぼうぎ)り」、
十一本目「総切(そうぎ)り」を演武致します。

一本目前は前方(ぜんぽう)に正座している敵のこめかみに抜きつけ、さらに真っ向(まっこう)から切りつける技です。

三本目受け流しは左側から切りかかってくる相手を鎬(しのぎ)で受け流し、袈裟(けさ)に切る技です。

六本目「諸手突(もろてづ)き」は前後3人の敵(てき)で、正面の敵の右斜め面(めん)に抜き打ちし諸手で突き刺し、次に後ろ、つづいて前からくる三人目の敵(てき)を真っ向(まっこう)から切る技です。

七本目「三方切り」は正面と左右の敵を相手に、まず、右側の敵の頭上に抜きつけ、左の敵、正面の敵を、真っ向から切りつける技です。

十一本目「総切(そうぎ)り」は、正面の相手に左斜め面、右肩(みぎかた)、左胴(ひだりどう)、次に水平に胴を切り、最後に真っ向から切る技です。